天皇の古墳へ・・・・

　西京区には、「天皇の杜古墳」以外にも古墳が発掘されている。この西京区は京都市内で唯一古墳が豊富に存在しており、風土や歴史を知る材料となっているのである。桓武天皇にゆかりのある古墳、「洛西ニュータウン」にも「福西遺跡」が発掘されている。もっとも、開発行為などで古墳自体も破壊されて、現在では数箇所しか存在しない。このページでは、西京区内にある古墳や、その他の「小さな発見」を巡ってみようと思う。

洛西ニュータウン内にある「福西古墳」　街中に古墳があるのも珍しい。

こんなものがまだニュータウンの下に埋まってると考えると、悲しくなるかも・・・・・。

　「桂坂ニュータウン」内の「大枝古墳」。

　この地も数多くの古墳や土器が出土した地なのだ。西京区一帯遺産の山なのだ。　

　動物園のごとく、大きな格子で一歩たりとも入らせない、入れたくないほど厳重。それだけ、西京区は古墳を”宝”と認めているのだ。（だったら、開発行為しなきゃよかったのに・・・・・）

「三鈷寺」ほどではないとはいえ、結構急な坂が続いています・・・・・

不安定かつ急な階段が続いています・・・・・

油断大敵です。

石段を登った先は・・・・・

NANDA KORE?

　これは、「大枝稜」　「高野新笠」という桓武天皇の皇太夫人が祀られている墓である。

　上りきった先は、歴史の人物にゆかりのある地がこんなところに・・・・　歴史のすべてはパンフレットだけではありません。