西京区役所で開催している「ふらっと西京」や対面などの取材を経て、西京区民から寄せられた意見を掲載したものだ。西京区民は町の発展活動に目を向けている人もいて、それぞれ考えをお持ちだ。せっかくの機会なので、自身はこの場を借りて得られた意見を公開しようと考えている。
「西京区は企業が少ない」。これは少子高齢化の原因のひとつだ。第一、第二産業の発展が見込めないくらい他の京都市に食われがちであるそうだ。そこで、西京区の強みである”自然”を活かし、第三次産業の発展と需要の上昇を考え、大型フルーツパークを設立すれば、パーキングエリアのように、自動車の人間を誘致できるのではないかという意見があった。加えて「モンキーパーク」もそこへ移転させれば、より効果は抜群になるのでは?
誰もが「少子高齢化」はマイナスのイメージを持たざるをえない。否定はできないが前向きに考えれば”経験”が豊富な分、若者にはもたない技術も培っているし、可能なことはいくらでもあるはずだ。
例えば、「子育てを援助する組織を建ててはどうだろうか」というものだ。高齢者は子育てのノウハウを知り尽くしていて一昔前は第三世代の援助は当たり前だったそうだ。そこで、NPOという形で一時的に子供を親から預かり、子育て支援に営めば親は安心して勤務しながら子育ても可能で、子育ての悩みも解消されるのではないだろうか。といったものだ。
障碍者を差別視し、雇ってもらえる企業はかなりまれ。だからこそ障碍者の自立を手助けするようにしてみてはどうだろうか。某製造会社は障碍者しか雇っていないのに、仕事として成り立っている背景があるのだからアイディアにいれてもザルではない。機会や方針を工夫すればいい。
そこで、小中高一貫で障碍者の自立を促す学校を設立すれば、西京区は多くの人間に受け入れてもらえる懐が大きくなる。「障碍者にも住みやすさを」とアピールすればそれは強みになるという意見だ。
住民の方の話によると、「洛西ニュータウン」の家賃は当初とさほど変動は見受けられていないそうだ。変動があっても人々の考えにかなうものはないそうだ。家賃の見直しをし、「京都大学 桂坂キャンパス」などに通う学生や、住みやすさに目を向けた人々に来てもらえるようにするのも対策の一つだという。今の住民を大切にするのも必要だが、町の退廃を防ぐのも考えようだ。
「樫原東児童公園」より
何に注意するのでしょう?
「ロイヤルホームセンター物集女」付近より
京都経済短期大学
今瀬ゼミナール
塚田 匠
〒610-1195 京都市西京区大枝東長町3-1
TEL:075-331-3159
企画、編集、撮影:塚田 匠
協力:西京区役所
京都経済短期大学 今瀬 政司
出典:
京都市西京区役所ホームページ:
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