この~木何の木 気になる気になる~ 

 という風に歌いたくなるだろう。(個人的な感想です)

 

京阪京都交通バス21号の「国道三ノ宮」のバス停を降りると、のっけから目を向けてしまう”杜”が出迎えてくれる。

 

 

 こちらは、国の史跡に登録されている「天皇の杜古墳」というものだ。こちらは、”文徳天皇”を祀ったといわれてる古墳で、京都市内でも「前方後円墳」というものはなかなか残っていないようで、歴史を調べるヒントとして、貴重な代物だという。実際の古墳は杜の中。この盛り上がった(森だけに)光景はダイナミックで、圧倒されるだろう。

 

 この絵はブリューゲルの「バベルの塔」のような光景に見えてしまうのは気のせいだろうか?

 

 

 

樫原の数々

 杜の古墳は文句なく今回のメインに当たるが、こちらは、「京都経済短期大学」前の「国道中山」からスタートし、樫原を囲む形で歩き、最後は「京都大学 桂坂キャンパス」近くの「桂坂御陵」へと向かうルートである。樫原は、江戸時代、「参勤交代」の際に宿場として通った地域だと知られている。昔は「鰻屋」や宿場などと商業地域として栄えていて、道の細さや、入りくみ、曲がりくねった道が、それを物語る。それを想像して、歩き回ってはいかがか。(京阪京都交通バスでも通る。カーブが多く、道も狭いため乗ってると結構ヒヤヒヤする。のでご注意(笑))

 スポットとしては、「樫原廃寺跡史跡公園」など、住宅地の中にも、”隠されたスポット”が存在する。それから、地域には桜の木が並んでおり、春ならば、桜に囲まれながら、歩いて楽しむことができる(別に春に来いというわけでないので、誤解がないように)。

ちなみにこちらは、「西京ウォーキングマップ 川岡エリア①」 「西京ウォーキングマップ 川岡エリア②」 「西京ウォーキングマップ 西京区制40周年記念コース」を参考に辿ってみた。

 


 

こちらは「三ノ宮神社」内の「三ノ宮天満宮」といい、地元の人なら訪れるのが普通だといい、となりに、「京都白百合保育園」があり、子供の遊び場としても使われる。神社そのものは年代さえも詳細は不明だが、「武勇の神」「酒の神」「山の神」を祀っている神社だという。

 確かかは不明だが、源義光が、人々から金品を奪う鬼(山賊)を酒で酔わせて退治したという説も存在する。

 「樫原廃寺跡史跡公園」の目の前にある神社なので、ぜひ訪れてほしい。ちなみに、兵庫県にも「三宮神社」というものがあるが、まったくの別物なので注意してほしい。

 一見すると、”ミステリーサークル”か? それとも、何かを召喚させられるのか!?と思われそう・・・・・

 

 こちらは、「樫原廃寺跡史跡」。子供たちの遊び場として効果的に使用されています。個人的には復元してほしいものですが・・・・

こちらは「京都経済短期大学 3F 連絡通路」

 校内にも桜や、竹林と、西京区の名産が植えられている。ここから見れば緑豊かな西京区を。反対から見れば、京都タワーが見える京都を一望できるという密かな展望台。

町と自然を両方楽しめるのも西京区ならでは。

時期的に桜が乏しいのがガッカリ・・・・春ならより満開であろう・・・。

 

入学して桜の門出を浴びよう!